原発事故調査・検証   

2011年 06月 08日

 東日本大震災から、まもなく3ヶ月になります。被災地では未だに復旧の目処、がれきの撤去等が進まず、義援金に至っては、十分に配られていないのが実情です。なにもかもが遅れています。福島第一原子力発電所の事故の調査・検証委員会が発足され、昨日初会合が開かれました。福島第一原子力発電所の事故はレベル7。今現在も低レベルの放射線が出続け、じわじわと汚染度を広げつつあります。敷地内の放射能汚染水は、満杯になればまた海へ放出するそうです。もうこれ以上母なる海を汚し続ければ、長い将来にわたって元のきれいな海に戻ることはないでしょう。子供たちへの影響が一番心配されます。これから夏というのに、屋外プールも使えず、のびのびと校庭で走り回ったり、遊んだり、泳いだりできないのです。小生思うに、今からでも遅くはない、放射線の影響がある地域から、子供たちを集団学童疎開させるべきであると思っています。放射線の数値がたとえ低くとも福島第一原子力発電所の現状を考えると、今後何が起こるかわかりません。将来日本を背負っていく子供たちを、今大人たちが必死になって守ってあげなければなりません。原子力は安全ではなかったのです。そのことを事故調査・検証委員会は念頭に、将来へよき提言ができるよう望みます。子供たちから放射線の恐怖を取り除き、元気いっぱいに屋外で遊べるよう念願せずにはおれません。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-06-08 19:13 | 住職日記

コロコロ総理大臣   

2011年 06月 07日

 毎年のように日本の首相・総理大臣が替わっています。今日の朝日新聞の天声人語におもしろい内容が書かれていました。これまで5人続けて、一年ごとに総理大臣が交代し、まるで生徒会長みたいだと。ご健在な元首相は実に12人になるそうです。日本の首相は賞味期間が短く、地位は軽い。次の首相・総理大臣もつなぎである。等々。話しとしてはおもしろいですが、日本国民の一人として、情けなく恥ずかしい思いでいっぱいになります。毎年この時期になると、総理大臣が替わっているのです。よくもこのような状況で、日本国として成り立っているなあと思うことです。海外から見れば、トップリーダー不在の日本は信用できないといったところでしょう。衆議院・参議院合わせて数多くの国会議員がいるにもかかわらず、トップリーダーが現れない、また育たないのは、本来の国会議員の仕事をしていないからでしょう。自己を守るための権力闘争ばかりに追われている議員さんばかりです。今の国会議員がいる限り日本の国は、善くならないのではないかと思います。これまでブログに何度も書いてきましたが、これから日本にとって大切なことは、まず人を育てる教育を重視することが必要です。そして今までの政党政治を改め、選挙制度も見直し、選挙投票率をあげる工夫を模索するようにしなければなりません。選挙投票率が低いのは、民主主義の国家とは言えません。選挙投票率が高くなれば、自然に仕事ができる国会議員が選ばれ、日本は善くなることでしょう。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-06-07 15:58 | 住職日記

記憶   

2011年 06月 06日

 今年も早いもので6ヵ月が過ぎました。言うなればこの半年立て続けに公私ともに、いろんな出来事がありました。半年が過ぎ記憶に留めるべく忘れないよう、また今後のことを考えるうえでも、ここに順不同にて列記したいと思います。1.親鸞聖人50年に一度の750回大遠忌。4月16日土曜日本山団体参拝。2.2月16日親しくお付き合いさせていただいた善福寺住職48才でご往生。親しい仲間がいなくなることは寂しい。より一層お念佛の声のある生活を送らねばと思う。3.3月11日午後2時46分東北・関東地方で大地震・大津波。東日本大震災。今日現在、阪神・淡路大震災で亡くなられた方々を上回る、8200人以上の方々が行方不明。4.菅総理退陣表明。国民を愚弄無視の超茶番劇。今の政治家は信頼されない。尊敬すらされない。これこそが国難。5.福島第一原子力発電所の事故。未だにじわじわと低レベルの放射線が出続けている。子どもたちへの影響が心配。現状打つ手なし。6.早い梅雨入り。早過ぎる台風日本列島通過。これからの台風シーズン、超大型台風が発生しないか心配。等々。人生山あり谷あり。楽しいこと辛いこと多々あり。笑顔で生きよう。阿弥陀佛・阿弥陀如来さまは、常に休むことなくこの私を守り続け、お浄土へと導いてくださっている。報恩感謝のお念佛・ナモアミダブツが有り難い。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-06-06 18:32 | 住職日記

迷走国日本   

2011年 06月 05日

 日本の総理大臣・首相がまた替わることが決まりました。ここ何年か毎年のように、総理大臣が替わっています。最高権力のたらい回しです。どんな組織の長でも、一年ぐらいで何が出来るでしょうか。この度の東日本大震災に発して日本の危機・国難の今この時期に、トップリーダーである総理大臣を替えるなんて、そんな許される時間があるはずがありません。あまりにも呑気過ぎます。菅総理の退陣時期がいつであろうと、辞めてしまう今の菅総理に、何が決められ実行されるのでしょうか。辞める総理大臣に誰が信頼しついて行けるのでしょうか。今の菅総理には、もう何も即決断・即実行出来ないのです。このツケ、しわ寄せは、また大きなものになることでしょう。マスコミ・新聞報道各社は、菅総理の退陣表明はよかったと報じていますが、小生は決してそうは思いません。これから政治のゴタゴタは、次期総理大臣選出をめぐり、権力争いが露骨に表れてくることでしょう。本当にこれからの日本再生・復興はどうなるのか。何よりも東日本大震災の被災地の復旧、福島第一原子力発電所事故の事態収束が遅れてしまうことが心配です。日本は、今無政府状態と同じです。この混乱の中で、いろんな悪条件が重なり、しばらくは悪い事件、事故等が続くでしょう。今までにない日本の危機であることは、間違いありません。この現状をしょってこれから生きていく若い人たちが、かわいそうでなりません。「世のなか安穏なれ。」親鸞聖人のお言葉がひしひしと重く感じられます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-06-05 16:17 | 住職日記

孤独   

2011年 06月 04日

 今朝から蒸し暑く気温も高くなりました。衣替えをそろそろ本格的にしようかと思いながら、何でも先送りの癖が抜けきりません。菅総理が内閣不信任案を受けて否決はされたものの、一定の目処がついたら若い世代に引き継ぐという発言が、いろいろな憶測を呼び、後の権力を求めて与党・野党の政治家さん達は、右往左往し混乱しているようです。日本語ほど曖昧(あいまい)な表現、言葉使いが多い言語はないでしょう。一定という言葉も、実に幅広く曖昧です。言うなれば、長いのか、短いのかどのようにも解釈できるということです。菅総理の今の立場・心境を推し量ると、何とも言えない孤独感にさいなまれていることでしょう。総理大臣といえばあらゆる権力が集中し、最高権力者ですが、 何事においても最終決断は、一人でしなければなりません。本当にこれでよかったのだろうか。決断のその時、孤独感を味わうものです。トップリーダーの宿命でもあるでしょう。小生も住職という立場上、偉そうに言うつもりはありませんが、何となくわかるような気がします。今与えられた立場・環境から逃げることなく、世のため、人のために少しでも役にたてるよう自分なりに考え、実践・行動しようと思うことであります。与えられた命・寿命が来るまで後悔なく生きていこうと思います。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-06-04 18:27 | 住職日記