2019年 02月 11日 ( 1 )   

深まる悲しみ   

2019年 02月 11日

 ある新聞のコラムに、小学4年生・心愛(みあ)さんが、実の父親から虐待を繰り返し受けて亡くなられてから、はや半月余りが過ぎました。と掲載されていました。
実の母親は、娘・心愛さんが「娘が暴力を振るわれていれば、自分自身は被害に遭うことはなかった。仕方がなかった」。と供述しているそうです。何と愚かな非情な母親なのか。心愛さんはどんな想いで母親の顔を見ながら虐待を受けていたのか。まさに地獄を見ているようです。人間本来の醜さ・恐ろしさが露呈され過ぎています。
児童相談所も、心愛さんが記述したアンケート用紙を何とあろうことか、実の父親に渡しているのです。「助けてください」。と勇気を奮って書き込んだアンケート用紙なのに。その後どのような事態が発生するか、気にも留めなかったのです。さらに、脅迫されて書かされた文章を見てすんなり自宅に帰してしまったのです。どんな言い訳があろうとも、あまりにも大きな過ちを犯しています。
こういう事件が発生すると、責任感のない大人たちは、「2度と繰り返してはならない」。と言っていますが、昨年の3月にも5歳の結愛(ゆあ)さんが虐待で亡くなっています。
幼い子どもたちは、いま、恐れおののいていることでしょう。周りの大人が怖いはずです。現に各地の児童相談所等で相談が倍増しています。
今一度、『命を守り大切にする』教育と法規制が必要・急務です。日本は今や虐待の多い国だと世界で認識されています。心が貧しいのです。
これ以上幼い子どもたちの命が犠牲にならないよう、私自身も含めて、大人たちは猛省しなければならないと強く感じております。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2019-02-11 19:46 | 住職日記