2013年 02月 14日 ( 1 )   

深い悲しみ   

2013年 02月 14日

 この世は佛教で申しますと、末法の時代であると云われています。すなわち、世も末と云うことであります。私たちは、今何とか無事に生きてはいますが、この私の身にも、いつ何時どのような災難が降りかかってくるやも知れません。そんな世の中に今まさに、生き・生かされているのです。そんななか、比較的治安の良いところと言われていたアメリカ・グァム島で、21歳になる男が車を暴走させてつぎつぎに歩行者を跳ねたうえに、何と、刃渡り30センチにもなるナイフ2本を両手に持って、目の前の何の関係もない人々を無差別に殺傷していきました。悲しきかな、祖母と孫娘のお二人と男性が無惨にも犠牲になりました。その他、大勢の日本人が負傷したそうです。突然襲いかかってきた災難でした。悲惨であります。何故こんな悲惨な事件が続くのでしょうか。深い悲しみが癒えることは決してないでしょう。この世の出来事は、すべて私たちの日頃の行ない・因縁によって表れてきます。事件を起こしたあの男は、私と同じ命・同じ時代に生きている人間なのです。他人事で済ましてはいけません。私たちが生んだ悪しき環境因子・条件等々が重なり合いそうさせてしまったのです。阿弥陀如来さまは、そのことを哀れんで、どんな災難が降りかかってこようとも必ずこの私を救うとお誓いになり、祈り・願われています。その救いの証が、南无阿弥陀佛となって現れてくださっています。阿弥陀如来さまのお心が広まれば、この世は必ず善くなります。犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表します。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2013-02-14 19:03 | 住職日記