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嗜み   

2013年 01月 27日

 檀家さんのお家へお参りに行きますと、大概のご家庭で、お経をあげたあと「お茶」をいただきます。この「お茶」をいただきながら、会話できる時間が大切だと思っています。お茶・日本茶は心身を落ちつかせます。さて、教育研究全国集会のある報告によると、最近の若者・高校生は、急須を使ってお茶を入れることを知らない生徒が多くなったそうです。びっくりする話ですが、なかには急須に茶葉と、何と水を入れて直火にかけようとした男子生徒がいたそうです。最近は、確かにペットボトルのお茶が急速に増えました。茶葉・急須がないご家庭も増えてきたように思います。つまり、最近の若い人たちは急須すら見たことがないのでしょう。一番肝心なのは、その親御さんがご家庭でお茶を入れないということです。親がまず急須を使えない・使わないことが一番問題なのです。是非一度、ゆったりとした気持ちで、子どもさんの前で、急須でゆっくりとお茶を入れてみてください。日頃体感することのない穏やかな「間」を感じることでしょう。気持ちが落ちついてきます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2013-01-27 23:18 | 住職日記