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親鸞聖人   

2011年 04月 23日

 浄土真宗をお開きになった宗祖親鸞聖人。今年750回忌のご法事のご縁をいただく御年であります。750回大遠忌にあたり今一度親鸞聖人のご遺徳を偲び、親鸞聖人は今の私に何を伝えようとされておられるのか、真摯に受け止めていかなければならないと思うことです。親鸞聖人の残されたご書物やお言葉、ご行動を通して気づかしていただくことが多々あります。浄土真宗は在家佛教であると言われます。親鸞聖人は佛教界で初めて、ご結婚され家庭を持たれました。もちろん子供を産み育てられました。いわば肉食妻帯です。その当時では考えられない行動をされ、相当な世間の非難を受けられたことと思いますが、しかし今ではあたりまえのことです。出家とは、家庭を捨て独り身で修行していくことです。親鸞聖人は私達と同じく家庭・家族の中で楽しい時も苦しい時もお念佛を喜ばれ、そのことによってそれまではごく一部の人たちにしか伝わらなかった佛教・お念佛が、広く大衆に届けられるようになりました。親鸞聖人のお念佛の声が、日本人の佛教に対する意識を変えていったのです。一般の人々にありのままでの生活の中で、佛法によって生きるパワーをお与えになられ、その源が今の私に伝えられているのです。親鸞聖人のご恩に報いる行動をしていかなければなりません。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-23 17:16 | 住職日記