クマとの共存は可能か

 今年は特に人里にクマが出没するケースが増えています。


森林資源の変化、餌の不足、気候変動、里山・山林への人の出入り増加など、さまざまな要因が重なっていると報告されています。 


クマと遭遇したらどうするか。



遠くでクマを見つけたら、落ち着いてその場を離れる。


近くでバッタリ出会った時は、背を向けて走らず、クマの姿を見ながらゆっくり後退する。


食べ物やゴミの匂いを管理し、人家付近にクマを引き寄せない。

クマの嗅覚は犬の約6倍だと言われています。


クマ撃退スプレーなどの備えも現実的な手段として有効とされています。

クマは非常に学習能力が高いと言われています。

これらは、「備える」ことそのものです。



事前に整える心が、思わぬ事故を防ぐことにつながるのです。


クマもまた今を精一杯生きています。


そこで大切なのは、 「距離をとる・関わり方を整える・互いを尊重する」 という姿勢が大切ではないでしょうか。


私たちが森や里山に入るとき、クマの生活圏に少しだけ「お借りする」気持ちを持つ。


クマが人里に足を踏み入れないよう、私たちが住環境を整えていく。


そして、もし遭遇したならば「命を守るためにどう動くか」を学び、共有する。


こうした一つひとつが、真のクマとの共存へとつながるのではないでしょうか。



これ以上クマによる犠牲者が増えないことを願わずにはおれません。



合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝


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by junshoji | 2025-11-08 16:10 | 住職日記