墓じまい
2023年 12月 26日
最近、墓じまいをされる方が増えてきました。
特に、コロナ禍によって、墓参りがしにくい時期があり、また、これからお墓を相続していくことが困難になり、今のうちに墓じまいをしておこうと考えるようになりました。
それに加えて、合同墓や樹木葬・散骨等の選択肢が増えたきたということも墓じまいに繋がるのでしょう。
さらにその先には、お墓がなくてもなんら影響はないと思う方が増えたことにもよります。
お墓の形は、時代の流れと共に変わるものです。
今のような墓石を建てたお墓は、庶民・一般的には江戸時代にはなく、明治時代以降に定着したものです。
これからの時代は、動ける元気なうちに、今あるお墓を墓じまいして、管理等の面倒もない新たな形にして遺したいと考えるようになっています。
墓じまいをすると善くないのではなく、これからどうしたらこれまで通り続けて、ご先祖さまを敬い・供養することができるのかを考察する時代になってきているのです。
慈光山・順照寺では、納骨永代供養【慈光山・順照寺が永代にわたって読経し供養・維持管理】をさせていただいております。
お気軽にいつでもご相談ください。
お待ちしております。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
by junshoji | 2023-12-26 23:48 | 住職日記