老と病と死   

2023年 02月 08日

 今日、月忌参りをしたご家庭のご主人が入院されていました。


先月、急に容態が悪くなり入院されたそうです。


長年、透析をされています。


奥さま云く、明日主治医の先生と息子さんがお会いして、今後どうするか話し合われるそうです。


胃ろうをして在宅で過ごすよう勧められているそうです。


病院では、もうこれ以上治療できないそうです。


まさに、寝たきり状態になっています。


今後、在宅でどのように介護してゆくか不安だと、奥さまはおっしゃっておられました。


人は老いてゆき、病気になります。


そのことをあらためて教えていただきました。


いずれこの私も、老いて病気になり、死を迎えます。


そんな私の命であるからこそ、阿弥陀如来さまは、その時には【必ず救う・佛にさせる】と誓われ、その証が、【南无阿弥陀佛】という声となり、形となり、あらわれてくださっています。


今すでにそのお念佛の声に、この私は包み込まれているのです。


阿弥陀如来さまにすべてをお任せする以外、この私が救われる道はないのです。


合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝

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by junshoji | 2023-02-08 15:53 | 住職日記

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