休職急増
2022年 12月 27日
今、小学校・中学校の教職員になる方が、年々減っています。
神戸市でも、100人ほど教職員が足りないとまで言われています。
昔は、将来何になりたいと言えば、学校の先生でした。
小生も、小学校の先生になりたいと言っていた一人でありました。
昨年、教職員の中で、心の病・精神的な疾患で休職している公立小学校・中学校の教職員は、前年度より、なんと694人増えて、5897人にもなり、過去最多を更新しています。
小学校・中学校の教育現場では、教職員が休職していて授業ができず、校長先生や教頭先生が、教壇に立っておられます。
休職に陥る原因は、さまざまあるようですが、先生方はお疲れのようです。
まず、多忙であることです。
そして、その疲れが蓄積されます。
教職員仲間・子どもたち・保護者の対応・トラブル等で、苦しんで・悩んでおられる先生方が多いのです。
これを解決するには、環境を変えることです。
疲れたら十分に身体を休める。
決して無理をしない。
先生方の多忙さを少しでも緩和できるよう、地域で支え・協力することができるはずです。
今こそ、地域・学校で、真剣に考えるべきだと思います。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
by junshoji | 2022-12-27 16:48 | 住職日記