日本の国葬儀
2022年 09月 27日
1967年・吉田茂元総理大臣の国葬以来、55年ぶりに、安倍晋三元総理大臣の国葬が、東京都千代田区の日本武道館において、午後2時から営まれました。
賛否両論があるなか、元安倍晋三総理大臣の国葬を岸田文雄総理大臣が早々と執り行うことを表明していました。
戦後2人目の国葬となりました。
国内外から、約4300人が参列しました。
岸田文雄総理大臣は、来日した要人と次々と会談し、所謂、弔問外交を昨日から行っています。
しかしながら、現職の首脳はほとんどいなく、元職が目立ちました。
G7の現役首脳は、だれ1人来ていません。
先日行われたイギリスのエリザベス女王の国葬とどうしても比較してしまいます。
日本武道館近くの公園に、一般献花台が設けられ、式場に入れない大勢の方々・老若男女が長い列を作り、献花され合掌されていました。
何故、国葬なら、一般国民も日本武道館内・式場内で献花させないのでしょう。
一昼夜かかってもいいから、会場内で献花すべきではなかったでしょうか。
故安倍晋三総理大臣が銃殺された事件を教訓に、警備・警護には、約2万人の警察官が集まり、全国から動員されました。
日本にとって国葬とはいったい何なのかを、今一度再考する時期ではないかと思います。
国葬後の総括を是非国会で報告・討論してほしいと願います。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
by junshoji | 2022-09-27 17:09 | 住職日記