日本の宗教観
2022年 06月 24日
先日、神戸西組(須磨区・長田区の浄土真宗のお寺の集まり)で、宗教についての研修会が開催されました。
そのなかで、日本は無宗教と言われている人が多いと言われていますが、世界中で一番参拝者の多い宗教施設=神社・寺院は、実は日本にあります。
それは、よくご存知の『千葉県の成田山・新勝寺』です。
千葉県の成田山・新勝寺の年間の参拝者数は、なんと1,000万人以上にも上ります。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地・エルサレムよりも多いのです。
このことは意外にも知られていません。
また、奈良県にあるあの有名な『法隆寺』が、護持・維持費の資金繰りに困っており、クラウドファンディングで、浄財の募集をしたところ、当初予定の2,000万円は、募集開始からわずか半日で達成しました。
今では、一億円に達する勢いとなっています。
日本の宗教観は、独特と言えるでしょう。
決して宗教、特に佛教に、関心がないわけではないことがよくわかります。
常に佛さまとの繋がりを求めておられるのではないでしょうか。
僧侶側が、もっと相手の立場に寄り添うことが求められると、教えていただいております。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
by junshoji | 2022-06-24 15:38 | 住職日記