ワクチン格差急拡大   

2021年 09月 26日

 新型コロナウイルスに対するワクチン接種は、先進7カ国・G7では、ワクチン2回接種率が、人口の5割を超えています。

人口比で最も高いのは、カナダで約70%にもなります。

日本とアメリカ合衆国は、ほぼ並んで約56%です。

先進国は、さらに予防効果を高めようと、3回目のブースター接種を加速させています。

そんななか、フリカをはじめ発展途上国では、依然としてワクチン供給不足が続いています。

アフリカ諸国で、2回目の接種を終えた人は、5,000万人で、なんと全人口の3.6%あまりにすぎません。

『アフリカ諸国での年内ワクチン接種完了率4割』を目標に掲げていますが、絶望的だと言われています。

まさに、この世は、『分別・差別のある世界』なのです。

豊かな国・個人の利己主義の証であります。

『利他』の教えが広がれば、少しでも分別・差別がなくなってゆき、ワクチンはもっと世界中に公平に広がるはずです。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2021-09-26 15:05 | 住職日記

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