ウイルスとの折り合い   

2021年 09月 22日

 興味深い新聞記事が目につきました。

『新型コロナウイルスが人間と折り合いをつける段階にある』。と言うのです。

新型コロナウイルスは、2年程度の新参者であり、慣れない環境で今は大暴れしているのです。

新型コロナウイルスは、とりわけ特異なウイルスではないそうです。

人類との長い歴史の中で、何度も起こってきたことを今目撃しているに過ぎないのです。

普通の風邪のウイルスも、元は他の動物に感染していたのが、人に感染して、時間をかけて、おとなしいウイルスになっています。

今、新型コロナウイルスとは、落としどころを探しているような状態で、そんななかで、ウイルスはどんどん変異してゆくのです。

感染急拡大した、新型コロナ変異種ウイルス・デルタ株の出現は、人に馴染んでゆく過程の一つかもしれないそうです。

新型コロナウイルス粒子に含まれるタンパク質は、たった4種類だそうです。

それが、人の細胞内で、16種類のタンパク質を作り、宿主である人のタンパク質も使い、人の細胞をウイルスを複製する工場に変えてしまうのです。

ウイルスは、巧妙だと言っています。

小生は、ウイルスは、賢いと言えると思います。

人間の細胞をうまく利用してウイルスが増えるように進化して来たのです。

ウイルスの遺伝情報である塩基物質配列は、約30,000個もあるそうです。

塩基配列が多いほど、変異の余地はまだまだあるのです。

『ウイルスと折り合いをつける段階』だと主張する新しく興味深い内容でした。

新型コロナウイルスをたとえ人類が克服したとしても、次に必ず未知のウイルスが現れて大流行する恐があるそうです。

常に、ウイルスと対峙して、ウイルスを知り学んでゆくことが大切だと教えられました。

ウイルスとの共存こそ、明るい未来があるのではないでしょうか。

ウイルスもおかげさまであったとなるよう・言えるよう、私たちも賢くなりたと思います。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2021-09-22 15:30 | 住職日記

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