うんざり   

2021年 03月 16日

 昨日は、参議院の予算委員会で、今日は、衆議院の予算委員会で、総務省官僚が、国家公務員倫理法に反する高額接待を受けていた問題で、参考人質疑が行われました。

接待した側のお二人の社長が出席しましたが、すべて真実を語っているようには思えませんでした。

お互い主張の食い違いもありました。

真実は一つしかありません。

お互い必ず記録を取っているはずです。

総務大臣の答弁は、官僚の用意したお決まりの原稿を読み繰り返すだけでした。

なんとその回数は、合計25回にもなるそうです。


官僚は、定番答弁・記憶にないと繰り返しています。

その姿勢・顔は、まるで江戸時代・時代劇に出てくる悪代官そっくりです。

何か隠しており、後ろめたいことがあるのは間違いありません。

国会は嘘つきの場状態です。

世間から、かけ離れた高額接待を受けておきながら、単なる意見交換だったなんてあり得ません。

意見交換なら、会議室で十分です。

これが、日常化されているからこそ、意見交換だったと言い訳・嘘をついているのです。

国民は、常に冷静に観ています。

誰が嘘をつき、虚偽答弁しているかは、当事者の顔の表情を観ればわかります。

誰でも間違い・ミスはあります。

誘惑に負けることもあるでしょう。

それを包み隠さず正直に認める・述べることこそが、公僕=国会議員・官僚ではないでしょうか。

今の国会は、嘘つきの場に加えて、日本の国益を損なう元凶だと言えます。

それにしても、もううんざりです。

選挙で変えるしかないのです。

政治も流れ。変えることができるのです。

来たる選挙まで、このことを決して忘れてはなりません。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2021-03-16 18:25 | 住職日記

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