コロナ禍の通院   

2021年 01月 24日

 今日も一日雨が降り続きました。

新型コロナウイルス感染急拡大の最中、緊急事態宣言が発令されてから、約2週間経ちました。

東京都では、今日、1,000人を下回りましたが、なかなか落ち着きません。

そんな状況下でも、通院は必要です。

小生も恥ずかしながら、何ヵ所も近くの医院・クリニックに定期的に通院しています。

このコロナ禍で気づくことは、病院・医院・クリニックによって、感染防止対策が一律ではないことです。

かかりつけ医の内科クリニックでは、受付時に、消毒・検温を必ず行い、風邪気味ではないかと聞かれます。院長先生や看護師さんは、マスクにフェイスガードをつけています。

外科クリニックでは、消毒液は置かれてはいるものの、強制はせず、患者さんに任せておられます。検温もせず、体調も確認しません。

外科クリニックでは、リハビリもあり、午前・午後とも診療時間は非常に混んでいます。窓を開けて換気はしていますが、三密状態です。

また、眼科クリニックは、子どもさん連れには、診療後、看護師さんが、ソファー等念入りに消毒していました。
ただ、検査器具には、簡単な消毒しかしていません。

待合室・受付に消毒液すら置いていない皮膚科医院もありました。

一方、大病院で、市立病院では、入り口に消毒液を置いていますが、検温はありませんでした。
地下の駐車場から上がると、ノーガードです。

私立の病院は、入り口に消毒液を置いて、カメラ式の検温機を設置していました。

市立・私立共、大病院では、出入り口では、健康状態の確認はありませんでした。

これほど、病院・医院・クリニックによって感染防止対策がバラバラで曖昧なのです。

飲食店も同じようなことがあると言えます。

病院・医院・クリニックや飲食店等も、感染防止対策をもっと具体的にマニュアル化すべきではないでしょうか。

安心・安全な感染防止対策を強化・一律にすることが、これからの感染爆発防止に繋がるのだと思います。

そして、来ている患者さんですが、マスクはしているものの、今やファッションのような感覚で、ウレタンマスク・手作りマスク等をつけている方が多いですが、不織布マスクと比べて、感染防止力は劣ります。

ドイツでは、日本と同じように、変異種ウイルスが発見され、より強い医療用防護マスク着用が義務されます。

通院も感染リスクが高いと言えます。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2021-01-24 18:36 | 住職日記

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