新型コロナウイルス収束ビジョン   

2021年 01月 15日

 再度緊急事態宣言が発令されて3日目となりました。

今回は、昨年4月に発令された緊急事態宣言とは中身が違います。

飲食店等を中心に、営業時短要請を行なっています。

先日の菅義偉総理大臣の記者会見では、以前、午後8時以降の不要・不急の外出を控えるよう言っていましたが、日中も控えるよう呼びかけました。

残念ながら、その声は、すべての人に届いていません。

出勤7割削減するようにとも言っていましたが、ラッシュ時の満員電車は変わりません。

何故そうなるのか。

国民は、政府の言うことが信頼できない・安心できなのです。

菅義偉総理大臣のメッセージは、聴こえてはいますが、身体に伝わっていません。

その原因の一つは、専門家に任せっきりで、国民の切実なる声を政府・政治家が聴いていないからです。

政治とは、主役は政治家・専門家ではなく、国民です。

菅義偉総理大臣の記者会見は、いつも時間を制限しています。

先日の記者会見も最後に手を挙げている記者がいるのに打ち切りました。

記者の質問内容も偏っています。

一度ぐらい、とことん質問が途切れるまで続けてはどうでしょうか。

記者だけではなく、SNSを使って、幅広い年齢層から質問を受け付けてはどうでしょうか。

台湾では感染対策が功を奏していますが、毎日、無制限で記者会見を行なって来ました。それが、なんと100日間続いたそうです。

出た質問には必ず答えるという姿勢でした。

広報には、ユーモアを取り入れて、心が和んだそうです。

もし、国民から間違いが指摘されれば、すぐにそれを認めて謝罪もしました。

そして、手を緩めることなく、次の新たな対策を講じました。

日本もこれまでの慣例にとらわれず、改革を推し進めて、後手後手にならないよう先手先手を打ち出してゆく。

失敗しても、即それを認めて、謝り、それを糧に前に進むべきです。

そして、半年後には必ず良くなるという、覚悟のあるビジョンを示していただきたいと強く思います。

まだ間に合います。

国民の声を聴いてください。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2021-01-15 19:22 | 住職日記

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