過去最大の予算案   

2020年 12月 22日

 歯止めがかからないのは、新型コロナウイルス感染急拡大だけではありません。

政府は、2021年度の国家予算案・総額106兆6,097億円を了承し、閣議決定しました。

前年度から、約3兆9,000億円増加されて、9年連続・過去最大を更新しました。

100兆円超える予算編成は、3年連続です。

来年度の税収は、新型コロナウイルスの影響で、減少します。

それを補うため、次年度は、なんと43兆5,970億円もの国債を発行します。

それに対して、歳出である国債費・借金の元利払いが、なんと23兆7,588億にもなるのです。

毎年、国債を発行・借金して、借金の利子だけを払うということをしています。

借金をしながら元本を返さず、借金の利子だけを払っているのです。

国・地方の借金の総額は、約1,100兆円にもなります。

もっと効率的に、予算編成できないものでしょうか。

今ある暮らし・生活は、子や孫の世代にツケを回しているのです。

いずれ、膨大な借金は、必ず返さなければなりません。

新型コロナウイルス対策もしかり、今、日本国は、前途多難・難問山積の沈没寸前の船に乗っているようなものではないでしょうか。

かわいい子や孫に、ほんと申し訳ない気持ちになります。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2020-12-22 23:24 | 住職日記

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