ドイツに学ぶ   

2020年 10月 14日

 新型コロナウイルス感染者数は、アメリカ合衆国やヨーロッパでは、再び増加傾向にあります。

そんななかで、日本は、コロナ禍によって、生活が困窮している人が、増え続けています。

生活確保給付金や緊急小口資金等の無利子貸し付けだけでは、生活はままならず、再び生活保護申請が増えているそうです。

しかしながら、日本では、生活保護申請は他国に比べて厳しく、例えば、預貯金保有額を最低生活費の2分の1までしか認めないそうです。

つまり、多少の預貯金があれば、生活保護申請ができないということになります。

それに比べて、ドイツでは、およそ700万円までの預貯金はチェックせずに保有を認めています。

受け入れ体制が幅広くなっています。

また、ドイツでは、高齢者の運転免許制度も日本とは異なります。

日本では、高齢者に運転免許証返納を推奨していますが、ドイツでは、遠方には行かない・夜は走らない等。ある程度制限は設けていますが、高齢者の運転を国が支援しています。

ドイツでは、あらゆる面で、日本より高齢者に優しい国だと言えます。

単にドイツを真似るだけではなく、ドイツから学び、日本人らしい、日本の国土に合った心ある政策を、強く望みます。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2020-10-14 18:55 | 住職日記

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