法然聖人   

2020年 08月 26日

 親鸞聖人は、法然聖人のお弟子さんでありました。

両聖人の信頼関係は、『たとえ法然聖人にだまされて地獄に堕ちようとも決して後悔しない』。と親鸞聖人は、言いきっておられます。

法然聖人がもしこの世にお出ましにならなかったなら、親鸞聖人もこの私も、南无阿弥陀佛の呼び声に出遇うことはなかったでしょう。

お念佛・南无阿弥陀佛は、お釈迦さま・法然聖人・親鸞聖人に受け継がれ、この私に届けられたのです。

法然聖人は、長年比叡山で修行され、『智惠第一』と言われていました。

法然聖人は、すべての人が救われる南无阿弥陀佛のみ教えを明らかにされたのです。

法然聖人は、罪悪を重ねる自己中心的な愚かなこの私に、『この法然が救われるのだから、貴方も必ず救われる』。とおっしゃっています。

親鸞聖人は、『このような私でさえ救われるのだから、すべてのあらゆる命が救われる』。と。


浄土真宗は、『阿弥陀如来さまの願いを聴いてゆく』宗教・佛教なのです。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2020-08-26 21:13 | 住職日記

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