提言   

2020年 05月 24日

 昨夜、あるテレビ番組で、歴史学者・人類学者・哲学者の新時代への提言を述べておられました。非常に興味深い内容でした。

『新型コロナウイルス感染拡大によって、世界・社会全体を根本から考え直す時期だ』。と、人類学者は主張しました。

『新型コロナウイルス発生前の時代に戻ることはない』と言い切りました。『歴史的に見ても、その都度、社会は変わって来た』ことを歴史学者は語ります。

『これまで日本は、地震への対応に追われ、ウイルス対策の準備を怠っていた』。

哲学者は、哲学者のジョルジョ・アガンベンの言葉を引用して、『死者の権利がない』と主張しています。

確かにそうです。最近、感染者の数が減少しているとまず報道されますが、毎日のように、新型コロナウイルスで亡くなる方がおられます。

『葬儀も執り行われず、直送されるのは、亡くなられた方々を大事にしていない』。『葬儀もできないのは、まさに異常だ』。

『今私たちは、移動を制限されています。移動の自由がないのです』。『アフターコロナに、その反動が心配されます』。とも。

人類学者は、『地球は人類だけのものではない』。『アフターコロナになってもこれ以上自然破壊をすべきではない』。

あらゆる生命との共存をより強く感じて、新たな日常に変えてゆくべきでしょう。

新型コロナウイルスから学んだことは、教えとして後世に確実に伝えてゆかなければならないと強く思いました。

哲学者が、『常にあらゆる問いを持つことが大事だ』。一番身体・心に染み込んだお言葉でした。

合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2020-05-24 20:20 | 住職日記

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