緊急役員会   

2020年 03月 05日

 日本の新型コロナウィルスの対応に各国が注目しています。それもそのはず、今年は、七月下旬に東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定です。それまでに、日本は新型コロナウィルス感染の終息を宣言できるのか、まさに瀬戸際の時期にさしかかっています。
各国の対応に比べて、日本の対応は遅れがちであります。イタリアでは、急速に感染が拡大していますが、国民に向けた自粛要請は具体的です。まず、握手やハグ・キスをを禁じたのです。イタリアにとってハグ等は日常挨拶であります。また、南部地方は感染者は今のところ出ていませんが、全土に小学校から大学までを完全休校にしました。徹底しています。
アメリカ合衆国・カルフォルニア州では全域に非常事態宣言を発令しました。
台湾では、これまで感染症拡大を経験した国だけあって、マスクが日本のように転売・品切れになることはなく、保険証を提示して平等に分配しています。スマートフォンで、どこにマスクがあるか地図上に示しているのです。
何故このようなことができるのか。それは、IT担当大臣が38歳と若いですが、強力な権限を与えて、情報を発信しています。情報の混乱・デマがありません。悲しきかな、日本のIT担当大臣は、ITの世界をよく知らない形だけの大臣と言えるのではないでしょうか。
今日夕刻より、神戸西組の緊急役員会・監査を行いました。今月18日には住職・総代研修会を予定しており、その後、定期組会が開かれます。
近々の新型コロナウィルス感染拡大を鑑み、あらゆるリスクを想定して早期に判断・決断しなければなりません。特に、総代さんは皆さんリスクの高いご高齢であります。
長時間審議を重ねた結果、住職・総代研修会を中止し、定期組会のみ行うことに決めました。
これから状況はどう変わるか誰にもわかりませんが、現状を鑑み全員一致で中止と判断いたしました。
何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申しあげます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2020-03-05 21:45 | 住職日記

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