三つ星   

2020年 02月 08日

 フランス・パリでは、日本人で初めてミシュランガイドフランス版で、三つ星を獲得した、小林圭さん・42歳が話題になっています。
パリのルーブル美術館近くにお店があり、テーブル10席ほどの小さなお店・『KEI』ですが、連日、千件を超える予約の問い合わせがあるそうです。
小林圭さんのお言葉が胸に響いて来ました。
「三つ星ミシュランガイドにこだわらずそれがすべてではない」とおっしゃっておられます。
「目指しているのは、お客さんの記憶に残るひと皿である」。
また、「食べれば終わりと言われるけど、本当にいい料理は一生脳に残る。命を奪ってしまった食材を、お客さんの頭で生き返らせる仕事なんです」。感動のお言葉です。
お食事をするとは、奪った命に向き合い・感謝の気持ちを忘れてはならないことなのです。
一流になる人は、発する言葉に重みがあります。有り難いお言葉です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
三つ星_d0184114_18232998.jpeg

by junshoji | 2020-02-08 18:20 | 住職日記

<< SARS超える      猛威 >>