ゲーム依存   

2019年 11月 28日

 急に寒くなって来ました。
最近、電車に乗るといつも気づくことですが、ほとんどの人・特に若い人たちは、スマートフォンを見ています。メールやLINE等で連絡し合っているのだと思っていたのですが、そうではなく、ゲームをやっているのです。
今、スマートフォンでゲームに費やす時間があまりにも長く、ゲーム依存症になっていることが問題になっています。これを、ゲーム障害として、WHO=世界保健機関は病気として認定しました。
若い人たちの中には、なんと6時間以上もゲームをし続ける人が普通にいるそうです。
昼夜が逆転して、20時間ゲームをしたという人もいます。そのことによって、学校へ行けなくなった生徒もいたそうです。
小生も昔ゲームに夢中になったことはあります。その時、ほとんど動くことがありません。視野が狭くなり、ゲーム以外考えることがなくなります。精神的にもおかしくなります。
スマートフォンは、使い方によっては非常に便利なものであるのは間違いないのですが、SNSも含め使い方を誤ると健康を害し、犯罪に巻き込まれることがあることを決して忘れてはいけません。
今やスマートフォンの使い方を社会全体で考える時が来ました。
まず、教育です。幼い頃からスマートフォンの正しい使い方・危険な使い方を正直に教えるべきです。
このまま、ゲーム・SNS等を野放しにしていると社会・国は滅びるのではないでしょうか。
今からできることをすぐに実行すべきだと思います。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2019-11-28 20:41 | 住職日記

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