SNS   

2019年 11月 26日

 今や携帯電話はスマートフォンが主役となり、LINEをはじめとする多種多様なSNSがあります。簡単に人と人とが繋がり、コミニケーション・情報交換ができます。
先日、小学校六年生の女子児童が、突然行方不明になり、約一週間後、約600Km離れた栃木県で、交番所に助けを求めて保護されました。
容疑者は即捕まり、女子児童は無事に家族のもとへ帰ることができました。
驚いたことに、女子児童は町中の容疑者の家に監禁され、さらに、女子中学生もその中に居たそうです。
女子児童と容疑者は、SNSで知り合い、わずか一週間ほどで容疑者と大阪で会ったそうです。
人間関係が希薄になりつつある時代に、SNSで簡単に相手を受け入れ、会ってしまう時代となっています。
現在、小学生の大半がスマートフォンを使用・持っています。スマートフォンは、親にとっては、位置情報等安全・セキュリティを考えても必要なものでしょう。
しかしながら、一部の子どもたちは、保護者の目の届かない・知らぬところでSNSを使って、人と繋がり・繋がろうとしています。SNSは、大変便利で楽しいものです。しかし、その裏には常に危険が潜んでいるかも知れません。
小生は思います。これだけ普及したスマートフォンを使うなというのはもう無理です。
今こそスマートフォンの正しい使い方・知識を、学校で地域で家庭で教えることが急がれます。つまり、スマートフォンを正しく使う教育・時間が必要不可欠です。
子どもたちに正直に、スマートフォンの良いところ・悪いところを話す・伝えるべきです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2019-11-26 19:29 | 住職日記

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