葬儀   

2019年 02月 06日

 ある週刊誌に、葬儀をせずに幸せに逝く。通夜も葬儀も告別式も要らない。という特集記事がありました。
年々葬儀は簡素化され、家族葬と言われるようになり、さらに、シンプルにした直葬が増えています。何と葬儀費用がポッキリ価格として派手に宣伝されています。
これまでの葬儀は費用がかかり過ぎると記載され、無駄を省くべきだと締めくくりされていました。
時代も変わったというのが実感であります。
葬儀は、誰のため・何のためにあるのか。
問われない・考えない時代になったのではないでしょうか。
故人の人生最期の儀式が、葬儀であります。言わば、人生最期の卒業式であるとも言えるでしょう。その葬儀を故人に代わって、準備して、進めてあげるのが遺族であります。
また、故人がどんな方とお付き合いしているかすべてはわかりません。
だからこそ、最後に故人に代わって、これまでお付き合いくださった方々へ遺族が御礼を申しあげる場でもあります。
ご遺体の前で、まさに最期のお別れができるのも葬儀の場であります。
そして、故人に代わって僧侶・導師が、佛さまの前で読経し、佛さまの御教えを伝える場・聴く場でもあるのです。
いろんな考え方があることとは思いますが、もう一度、葬儀について真摯に考えてほしいと切に願うことであります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2019-02-06 18:42 | 住職日記

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