ご浄財   

2018年 05月 12日

 この度、九州大学に何と、5億1600万円を寄付された方がおられます。
御歳80歳で、高校時代、恩師に九州大学を進学するよう勧められましたが、ご家庭が貧しいという事情で、泣く泣く断念しました。
その後、働きながら独学し、会社を創業し、財産を築かれました。
子供さんやお孫さんもおられるそうですが、「相続し過ぎると独立心が育たない」。と考えられて、進学したかった九州大学に寄付を決めたそうです。
このご浄財・寄付によって、20年間、学生さんの留学や海外渡航費を毎年35人に支給し、さらに、給付型奨学金を毎年30人に支給できる予定だそうです。
九州大学では、これまでの最高額の寄付金で、全国的にも稀な金額だそうです。
「死んで財産を残すよりも若い方に渡した方が、お金が生きる。そこから新しい発明や発見が出て、日本が栄えていけばいい。あの世に行った時は財産ゼロという死に方をしたい」。何と素晴らしい・粋な人生、生き方・死に方でしょうか。こういうお金の使い方によって、大勢の若い人たちがお金に苦労することなく、勉学に励むことができるのです。
日本は、大学をはじめ、神社・寺院に寄付する人が少ないのが現状です。
昨今、暗い話題・事件ばかりですが、何か安堵・ホッとした気持ちになるのは小生だけでしょうか。
ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいになります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2018-05-12 20:42 | 住職日記

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