聴く   

2018年 04月 13日

 我々僧侶は、いつも高いところ・上席から話すことが多いと思います。
それも一方的に話しかけています。聴いてくださっている相手の気持ちも考えずに。
お釈迦さまの説かれた教え・お経を伝えようとしていますが、実際、我々僧侶から発する教え・言葉は、伝わっているのでしょうか。
ただ伝わりにくい世の中なんだと考えるのはあまりにも浅はか過ぎます。
世間では、「死んだらあの世に行く」。「天国に行く」。とよく言われます。では、世間で言う『あの世とはどんなところなのか』。『何を求めているのか』と僧侶の側から聴いたことがあるでしょうか。
聴かずして、上から・頭ごなしに「お浄土ですよ」。と言っても、世間で言うあの世を知らず・聴かずして、また、お釈迦さまの説かれた『お浄土』を一方的に説いても、『伝えてはいるけれど、実は伝わっていない』のではないでしょうか。
我々僧侶にできる、いやすべきことは、今悩んでいる人に寄り添って、そばで聴いてゆくことではないでしょうか。
これから僧侶・小生も考え方・態度を変えないと世間の人から信頼されないでしょう。
そう思えてなりません。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2018-04-13 20:36 | 住職日記

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