宇宙論   

2018年 03月 15日

 春の陽気は続いています。気温はところによっては4月下旬並みの気温になりました。
昔から宇宙のことを考えると気持ちが大きくなり、小さなことが気にならなくなります。
その宇宙のことを話しをわかりやすく伝えてくださったのが、車椅子の宇宙物理学者=スティーブン・ホーキング博士でした。14日に亡くなりました。76歳だったそうです。
スティーブン・ホーキング博士は、20代で『特異点定理』を発表し、これは、新聞記事によりますと、「宇宙の始まりには一般相対性理論が破綻する点があり、宇宙の成り立ちを理解するには一般相対性理論と量子論を融合させる必要がある」。ということらしいです。
スティーブン・ホーキング博士が出した本『ホーキング・宇宙を語る』は、宇宙の始まり・成り立ちがわかりやすく書かれていました。小生も興味津々に読んだものです。
講演会では、いつもユーモアで常に笑いが絶えなかったそうです。
宇宙は今、膨張を続けていますが、いずれ収縮に向かうそうです。そして、また、ビックバンが起こります。宇宙はひとつでなく、いくつもあり、ブラックホールの先で別の宇宙と繋がり、宇宙通しが影響し合っていると考えます。この小生も宇宙ではチリにも満たない存在ですが、宇宙から影響を受け、小生から宇宙へ何か影響を与えているのではないでしょうか。眼には見えない大きなダークエネルギーによって。
謹んで哀悼の意を表します。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹 拝
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by junshoji | 2018-03-15 21:23 | 住職日記

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