叔母の入院   

2017年 09月 25日

 今日は30度近い蒸し暑さとなりました。さて、小生の叔母が救急で運ばれました。圧迫骨折でした。叔母には子供がおらず入院の際、小生・甥が保証人となりました。病院で最初に聞かれたのが、「親しい甥御さんですか」でした。何か日頃会っていない遠い親戚と見られたのでしょう。そして、続けて言われたのが「圧迫骨折より怖いのは、急な環境変化で寝たきりになり認知症になってしまう可能性があることです」と。叔母は90近い高齢です。思わずああそうかと頷いてしまいました。身体が動けなくなるということは、足の筋肉が弱り歩けなくなる。高齢者の場合、3日ほどで立てなくなるそうです。動けないから寝たきりになり、ゆくゆくは認知症になってしまう可能性があるのです。だからこそ、高齢者のケガは怖いのです。これは他人事ではありません。いずれ来るであろう我が身の姿なのです。叔母はそのことを身をもって教えてくれているのだと思います。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
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by junshoji | 2017-09-25 22:08 | 住職日記

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