葬儀について考える   

2015年 06月 27日

 本日、午後2時より、長田区の寺院で神戸西組(須磨区・長田区の浄土真宗の寺院の集まり)主催による研修会が開催されました。テーマは、「葬儀について考える」でした。浄土真宗の葬儀の在り方について講義を受け、その後、研修生の皆さんから質疑応答という形でいろいろご意見を拝聴いたしました。あの阪神・淡路大震災以降、葬儀の形は急速に変化し、家族葬・直葬等が当たり前のようになって来ています。しかし、それは浄土真宗の葬儀としてふさわしい形とは云えません。葬儀も一つの佛縁であります。人の死をご縁に、阿弥陀如来さまのみ教えを、今一度聴き止めてゆく場でもあるのです。今こそ、葬儀の在り方を考え直す時ではないでしょうか。
ご参加くださった研修生の皆さんご苦労さまでした。
ありがとうございました。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2015-06-27 22:06 | 住職日記

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