倶会一処   

2014年 09月 27日

 佛教には「倶会一処」という教えがあります。
この世は無常(常無し)であり、いつ何時どんな災難が我が身にふりかかって来るやも知れません。この世は地獄と背中合わせなのです。
そんななか、世間では、人は死んだらそれで終わりと思っている人がたくさんおられます。悲しく・さみしい考えであります。死んで終わりなら今生きている意味・価値はありません。
「倶会一処」とは、阿弥陀経というお経に説かれており、阿弥陀如来さまが届けてくださったお念佛の声が聴こえれば、死に様・歳は若くとも関係なく、すべての人がこの世で命終わった時、お浄土に生まれ・佛となる教えであります。南无阿弥陀佛を称えることは、阿弥陀如来さまの必ず救うという証・現れなのです。
先に亡くなられた方を佛さまと拝むことが大切であることにお気づきいただきたいのです。人は死んだら佛さまとなります。今その姿が見えなくとも、いずれお浄土で再会できるのです。そして、精一杯生き抜くことが、先立たれた方への一番の供養に繋がって参ります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2014-09-27 21:05 | 住職日記

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