寄付   

2013年 10月 05日

 全財産を東日本大震災で被害を受けた子どもたちのために使ってほしいと、寄付された方がおられました。今年5月・88歳で亡くなられた女性が遺言を残し、約7000万円分の目録がこの度岩手県の被災地に届けられました。感謝状は要らないと生前に申していたそうです。頭が下がります。まさにこれは、佛教のみ教えの「布施行」であります。決して見返りを求めない純粋な気持ち・行動=布施なのです。寄付された遺産は、必ず子どもたちのために生かされることでありましょう。故人の尊い意思は生き続け、後世に伝えられるのです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2013-10-05 20:37 | 住職日記

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