リンゴ   

2013年 06月 12日

 今、「奇跡のリンゴ」という映画が上映されています。小生も早々に鑑賞して参りました。20年待ちと云われる極めて入手困難なリンゴがあるのです。半年間はみずみずしく味は変わらないそうです。それは、青森県弘前の無農薬栽培で育てられた甘くて美味しい奇跡のリンゴと呼ばれています。その奇跡のリンゴを誕生させた、木村秋則さんの感動の実話映画です。リンゴと云えば、まずアダムとイブが思い出されます。リンゴとは、もともと木の実を意味する言葉だそうです。また、ビートルズやアップル社と云えばリンゴが浮かびます。小生も初めて知ったのですが、リンゴは手間をかけないと育たないと云われていたそうです。リンゴの木に、花を咲かせ、実らせるのは、非常に困難・難しいことなのです。ましてや、木村秋則さんは、無農薬栽培を実現させるため、何と11年間もあきらめず、農薬に頼らないリンゴ栽培を実現させたのです。それまでは、無農薬栽培は絶対に不可能と云われていました。それを木村秋則さんは、何千回と失敗を繰り返しながら、極貧の生活をしいられても負けずに、ついに11年後、自然の土・自然の力こそ、リンゴ栽培に最も必要なことを発見したのです。奇跡は、何もないところには起こりません。「必ずという強い信念を持ち続ければ、願いは実るのです」。「必ず花は咲くと念じ続ければ、いつかは花は咲きます」。悩み続けている人には是非お勧めしたい映画「奇跡のリンゴ」です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2013-06-12 22:38 | 住職日記

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