息子のいる風景   

2013年 01月 28日

 小生の息子=愚息は、東京のある国立大学で学んでいます。もう4年生で、今、卒論に全力を注いでいます。小生にはよく理解できませんが、息子曰く、脳コンピューターインターフェース・脳だけで動かせるパソコンを作成・テーマに実験を重ねながら卒論をまとめているようです。その実験の一助になってほしいと云うものですから、早朝に新幹線に乗り坊守とともに馳せ参じました。あいにく雪のため東京到着が遅れましたが、大学到着後、日頃大変お世話になっている研究室の先生に一言お礼を申しあげました。息子をここまでお育ていただいた先生には、ほんとうに頭が下がります。早速坊守の脳波測定が始まりました。しばらく時間がかかるということで、小生は大学構内を散策しました。研究棟は、節電のためなのか、あちこちで電球は消されていました。東京は電力料金値上げのため節電意識が非常に高いと感じました。ゆったりとした敷地に大木があちこちに連なっています。学生さんたちは、ゆっくりと移動しながら専門的なことを話していました。図書館にも行きました。さすが国立です。本の多さに圧倒されました。気がつけばもう夕刻。息子と久しぶりに食事をしながら話しました。この4年間東京で一人暮らしをし、勉学し終えた後ろ姿は、頼もしささえ感じます。2月には僧侶になるべく得度をいたします。4月から同大学院でさらに研究を進めてゆくそうです。親バカではありますが、陰ながら応援したいと思っています。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
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by junshoji | 2013-01-28 22:14 | 住職日記

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