あれから18年
2013年 01月 17日
あの阪神・淡路大震災から今日で18年になります。6434人が犠牲となりました。各地で、追悼の行事が行われました。あの大震災は私にとって何だったのか。今一度、真剣に考える節目であります。小生の叔父・叔母も本堂の瓦礫に埋まってしまい、尊い命を犠牲にしてしまいました。阪神・淡路大震災を期に、地震に対する備えと意識が変わりました。小学校の建物の耐震化工事や地震発生後の避難場所の確保、また、いち早く地震情報を発するシステム等々、いつ起こるかもしれない地震に対する覚悟が備わったのです。つまり、たくさんの命の犠牲のうえに、神戸から日本が大きく変わったのでした。そのことだけは忘れず、後世に語り継いでゆかなければなりません。小生も被災者の一人として、犠牲になられた方々の想いを、尊い命を、決して無駄にしない生き方を、命有る限り続けてゆかねばならないと、今一度強く受け止めている次第です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
by junshoji | 2013-01-17 22:56 | 住職日記