原子力発電のない日本へ   

2012年 10月 25日

 今朝は冷えました。今季一番の冷え込みだったそうです。あちこちで初霜・初氷が観測されました。さて、昨日24日に国の原子力規制委員会が、全国16の原子力発電所の今後起こり得る放射能拡散予測結果をまとめて公表しました。それによると、原子力発電所でひとたび事故が発生すれば、広範囲に渡って国民・地域の住民が被曝する危険があることを改めて主張しました。よくよく考えてみれば、公表した内容はごく普通で、事故の深刻さはあたりまえのことであります。原子力発電所の周辺地域は常に危険=被曝と隣り合わせなのです。よって、今後は決して原子力発電所を再稼働すべきではありません。再稼働に向けた原子力発電所の防災を考えるよりも、原子力発電所を廃炉にすべき段取りを早急に国をあげて=国策として推し進めるべきです。懸念される原子力発電所廃炉に伴う電力不足は、蓄電技術を高めながら、必要性のないライトアップ・深夜のテレビ放送中止・深夜営業の自粛・身近な節電奨励等々、できることからこつこつやっていけば大きな効果が出てくるはずです。もう二度と日本には、原子力発電所は必要ない・要らないという決意があれば、必ず持続的な節電ができます。日本に原子力発電所がなくなれば、少なくとも子や孫の時代は、自然災害による原発事故の心配・リスクはなくなります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-10-25 17:25 | 住職日記

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