アメリカ大統領と宗教の関わり
2012年 10月 14日
今年11月6日には、アメリカ大統領選挙が実施されます。アメリカ大統領選挙では、宗教が非常に重んじられています。民衆の前の演説では必ずと云ってよいほど、【神】という言葉を用いて宗教を大事にしている姿を見せます。大統領の就任式には、聖書に手をおいて宣誓するのです。アメリカにおいても、もちろん世界で初めて憲法に政教分離を定めてあります。しかしながら、アメリカの政教分離は、国家と特定の宗教が結びつく=国教を禁じており、個人の宗教・信仰の自由は保証しています。たとえ大統領であっても信教の自由はあるのです。ここがアメリカの真の自由・雄大さを感じます。現在アメリカ国民の半数近くが、キリスト教プロテスタントで、その他にキリスト教カトリック・ユダヤ教・モルモン教です。つまり、一神=聖書を信仰する人々が沢山おられるのです。ちなみに大統領選挙に挑む共和党のロムニー候補は、熱心なモルモン教徒であることが、まずアメリカでは話題になっています。まさにアメリカは神の国なのです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
by junshoji | 2012-10-14 21:41 | 住職日記