嘘と誤報
2012年 10月 13日
人は誰しも時には【嘘】をつきます。お恥ずかしいことに正直申しあげて、小生も自身をよく見せようと嘘を言います。結局のところ、人は嘘をついてでも自分が上辺以上に他人によく見られたいのです。これすべて、私に煩悩があるが故の真の姿であります。今iPS細胞を使って世界初の臨床応用したと云うのが、完全なる【誤報】であったとマスコミ等々で大きく報道されています。十分に確認・検証もせずに報道に踏み切った新聞社には、世間を騒がせた責任が大いにあります。それにしても、調べればすぐ嘘とわかる事象であったはずです。嘘をつく側も、騙されて報道した新聞社も、何か根本的にどこかが弛んでしまっているのではないでしょうか。その要因は、日本社会全体にもあり、小生自身にも潜んでいるのです。今の日本社会にとって【教育を根本的に見直す】ことが一番大事なのです。そのことにあらためて気づかされた事件でした。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
by junshoji | 2012-10-13 18:37 | 住職日記