3度目の内閣改造   

2012年 10月 02日

 野田総理大臣は、昨日3回目・再々内閣改造を実施しました。野田総理になってからまだ1年ほどであります。何故、内閣改造ばかりしなければならないのか。よく理解できないし、新鮮さはありません。世間では、野田政権はコロコロ大臣が代わる・メリーゴーランド政権と呼ばれています。大臣・閣僚を3度も代えるというのは、これは何よりも適材適所でなかったという証しであります。つまり、政権の基盤が軟弱であるという現れです。この度は、8人の民主党議員を初入閣させました。野田総理の発した「近いうち」衆議院解散・総選挙は、いったい何処へ行ってしまったのでしょうか。さらに、民主党を離党しようとする議員の動き・離党者は絶えません。衆議院・単独過半数割れは、もう間近であり、危険水域は目の前です。ひょっとしたら、最後の与党・民主党政権になるかもしれません。民主党内がバラバラの現状では、現実味は大いにあります。この度の内閣は、これから日本はどの方向に向かって進んでゆくのか、はっきりしない内閣であります。いずれにせよ、役職を与えられた議員・大臣は、日本の将来のために、身を粉にして一生懸命働いてもらいたいと、ただただ願うばかりです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-10-02 18:47 | 住職日記

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