覚悟即行動   

2012年 08月 25日

 延長国会もあと僅かとなりました。9月8日土曜日で会期末です。今、日本は竹島・尖閣諸島の領土問題・外交的には、云わば一番大事な時期であります。与党・野党の曖昧な枠を越えて難題を解決してゆくべきです。なのに、衆議院財務金融委員会で特例公債法案を強行採決したとして、またまた参議院で、首相問責決議案を提出すると自民党は表明しています。今国会で、行政改革関連・衆議院選挙制度改革法案等々、重要な法案をまたもや棚上げ・先送りしようとしているのです。失礼ながら、何故もっと国会議員らしく仕事ができないのか。私利私欲・次期総選挙のことしか頭にない行動としか思えません。昨日、野田総理は急きょ会見を行い、「毅然とした態度で不退転の覚悟で臨む」と主張しました。メッセージとしては、大変立派な力強い言葉だと思います。しかし、言葉だけではなく、メッセージ発信即行動こそが、今一番求められるのです。真に強い言葉は、行動に即表れてきます。そのためにも、国会・議員は一致協力すべきであります。決議案だけでは何の効力もありません。野田総理の親書を送り返された問題も、あやふやにしないためにも、次のステップ・行動を起こすべきだと思います。日本側が、領土問題を解決=韓国・中国を納得させるためにも、リーダーシップをとるべきだと強く願います。今しかない、今がチャンスなのです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-08-25 18:25 | 住職日記

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