開かれたお寺とは   

2012年 06月 14日

 国またご本山=西本願寺においても、有識者による諮問会議等があります。そこには幅広い意見・知識を組織に取り入れ、実行していこうという覚悟が感じられます。西本願寺には、企画諮問会議という組織があり、総局(宗務の執行機関)からあらゆる諮問を受け答申しています。小生は常々考えています。人が集うお寺とは何かということです。それは開かれたお寺であること。お参りしやすい環境、すなわち「楽しみ」・「学び」・「笑顔=笑い」が常にあるお寺です。そのためには、年代ごとに人は「何を求めているか」を聴き留める=情報を収集できるアンテナが必要です。特に日ごろお寺に縁のない方のご意見こそが、お寺を変えてゆく諮問になるものと考えています。そしてお寺=住職は、やれることは何でも実行してゆく勇気を持つことが大事であります。あれもこれもできないと言い訳せず、とにもかくにもやってみる。たとえ失敗・批判があっても、何もしなくて後悔するよりは、ずっとましであると小生は考えます。「あのお寺は変わってるなあ。楽しそうだな」・「あのお寺いつも何かおもしろそうなことやってるなあ」そういう声があがることを切に望みながら、いろんなイベント・行事を実行してゆきたいと思っております。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-06-14 20:38 | 住職日記

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