恥じるべきこと   

2012年 05月 22日

 衆議院の消費税増税関連特別委員会において、「税と社会保障の一体改革」について、21日から質疑が始まっています。今日も午前中から昨日に引き続き審議が行われています。この特別委員会は、社会保障と消費税増税をどのように進めてゆくか議論をするはずですが、なかなか本題には入らず前に進んでいません。与野党の議論はかみ合わず時間だけが費やされています。また与党・民主党内でも消費税増税の意見集約はなされていません。堂々と消費税増税を反対している小沢一郎元代表と野田総理が直接会って説得するそうですが、はっきり申し上げて時間の無駄です。今国会は6月21日で会期末を迎えます。あとひと月です。時間がないのは明確です。結局は、お得意の先送りをするのか。政治家の悪しき習慣であります。あと1カ月である今こそ、野田総理自身が「覚悟」をもって「決断」し、一歩前に進めるべきです。なんとしても国の財政悪化を食い止めなければいけないのです。特にこれ以上、赤字国債発行は絶対にやってはなりません。こういう財政悪化を招いた政治家たちは、大いに反省し「恥じるべき」であります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-05-22 17:28 | 住職日記

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