日中関係   

2012年 05月 14日

 日中韓サミットが、中国で開催されていました。その間に、野田総理と温家宝首相が会談しています。日中国交正常化40周年の節目を迎えていますが、日中間には、さまざまな問題があり、この度の野田総理と温家宝首相との会談では、尖閣諸島問題をめぐって激しい応酬となりました。小生思うに、諸問題を解決してゆくには、時には激しいぶつかり合いがあるものです。なければ解決しません。ことに国としての領土問題は、お互いの主張が飛び交います。日本の立場において、尖閣諸島は日本固有の領土であることは歴史的に見ても明確であります。中国も尖閣諸島は、資源確保の上でも譲る考えはないでしょう。しかし、日本は絶対に後退りしてはいけません。当然の主張を変えることなく、日本の側から中国の強気の姿勢を変えてゆくのです。野田総理には、一歩前進した強いメッセージを中国に発信してほしいものであります。尖閣諸島問題解決に向けて、ことあるごとに日本から積極的にアピールしてゆくべきです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-05-14 16:13 | 住職日記

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