通学路の事故   

2012年 04月 24日

 またもや車の暴走による交通事故がありました。小学生の集団登校中の列に、暴走した車が突っ込む事故が絶えません。昨日の亀岡市の交通事故は、未成年による無免許運転でした。防げた事故ではなかったのか。悔やまれて、残念でなりません。悲惨な事故は、いつも子どもたちが数多く犠牲になっています。通学路の集団登校・下校は、犯罪防止の願いがあるのですが、このように事故が起きれば、大惨事になってしまいます。難しい問題であります。そもそも私たちの社会は、歩行者よりも自動車の方が優先されているのです。まず車道、そして狭い歩道を後に設けているのは明確です。特に事故現場は、渋滞解消のために車道を作り、狭い歩道を無理やり歩かせているようなものです。ましてや通学路であるのに、ガードレールが無いのが現状です。子どもたちは毎日危険と背中合わせで、登校・下校をしていたことになります。車を通させない安全なスクールゾーン・通学路を作るべきです。このことは、亀岡市に限ったことではありません。子どもたちは、これからの社会を支えてくれる、私たちの宝です。もうこれ以上、犠牲者が出ないことを切に願うばかりです。被害にあわれ亡くなられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-04-24 18:38 | 住職日記

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