止まらない原子力発電
2011年 11月 21日
東日本大震災で甚大な事故を起こした福島第一原子力発電所は、連日命がけで現場の作業員の方々が、収束に向けて働いておられます。関西地方では、原子力発電所が発電している電力量は、総電力の約半分を占めるそうです。関西電力の圏内では現在、原子力発電所が11基あり、その内7基が停止中です。そして来年2月までには、残りの4基も停止する予定です。今関西電力が、頻繁に冬の節電を呼びかけているのはそのためです。小生は素人ながらいつも思うことがあります。何度もブログに書いてきました。それは何故あれだけの大きな事故を起こした原子力発電所を、いまだに全国各地で稼働しているのか不思議なのです。原子力発電所がなくとも十分に火力発電・水力発電等々、代替エネルギーと国民の賢明な節電で乗り切れるのではないかと思うのですが。今回の福島第一原子力発電所の事故ではっきりしたように、一度事故を起こせば収束は簡単ではなく、また放射線の廃棄物・がれきの処理はできず、現状では先送りしかありません。脱原子力発電所とあらゆる命の大切さを決して切り離すことなく、考えて行動してゆかなければならないと思います。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
by junshoji | 2011-11-21 22:51 | 住職日記