国賓   

2011年 11月 18日

 あの東日本大震災後初の国賓として、ブータン国のワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃が来日されています。お二人は最近ご結婚されたばかりです。ブータンと云えば、国民総幸福(GNH)ナンバーワンの国です。東日本大震災直後には、国をあげて、いち早く犠牲者を追悼し、多額の義援金を日本に送っていただいたのがブータンです。ブータンは佛教を大切にしている国でもあります。国王と王妃の合掌する姿・笑顔は素晴らしく綺麗で、何か不思議な安堵感を与えてくれます。人が合掌する姿は最も美しいことを、お二人から教わりました。また、国王の流暢な英語には驚きました。そんななか、国賓歓迎の宮中晩餐会を、自身のパーティーのために欠席した防衛大臣には、はなはだがっかりさせられました。パーティーの方が大事だと言ったそうです。東日本大震災の被災地へ多額の義援金をいただいている国賓です。私利私欲ばかりに目を向け行動する閣僚・国会議員がいまだにいるとは、日本も前途多難です。国会議員の目に余る失言・行動があまりにも多過ぎます。失礼ながら、体たらくで幼稚な国会議員は必要ありません。歳費がもったいない。野田総理は素早く決断し、閣僚・大臣を即辞任させるべきです。ブータン国王・王妃並びにブータン国民には、多々失礼がありましたことを、日本国民の一人として深くお詫び申しあげます。ブータンのように、日本はもっと佛教教育を大事にしなければならないと改めて感じたことであります。今日ブータン国王・王妃は、被災地・福島県を慰問されるそうです。本来に頭が下がります。ありがとうございます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-11-18 16:00 | 住職日記

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