葬儀=佛縁
2011年 10月 30日
久々に今日葬儀がありました。最近の葬儀の形式と言えば、家族葬が主流になってきてはいますが、今日の葬儀は、ご兄弟・お孫さん等ご親族一同をはじめ、故人と親しかった有縁の方々が、今は亡き故人を偲び参列されておられました。近頃は、お隣さんが亡くなられても、気づかず挨拶すらないという現状が多くなりました。寂しい世の中になってしまったものです。死を忌み嫌う習俗が、近年さらに強くなり葬儀・人の死を知らせない風潮が、より強くなったように思われます。死というのは、誰しもいつかは必ず受け入れなければならない現実なのです。人の死を通して、改めて自身の命を見つめ直すことができるのです。。その場が、葬儀なのです。とにもかくにも、葬儀は亡くなった人のためだけにあるのではありません、この私が、ナモアミダブツ=南无阿弥陀佛とお念佛を自ら声に出し、故人を偲びながらいただく、貴重な佛縁なのです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
by junshoji | 2011-10-30 16:44 | 住職日記