真似る=学ぶ   

2011年 10月 17日

 ここ2.3日蒸し暑く感じられます。昨日、東京では30℃近くまで気温が上がり、まるで真夏日のようだったそうです。風邪を惹いておられる方も、多くなりました。そんななか、最近いくつになっても日々学ぶことがあるなと感じるようになりました。よく聴かせていただくことでありますが、また、北野武さんもテレビでおっしゃっておられましたが、学ぶは、真似るという言葉が、時間の経過と共に、真似る〜学び・学ぶになっていったと言われています。つまり、学ぶとはすなわち真似るということなのです。僧侶が唱える声明(読経)は、まさに真似ることからはじまります。師匠として慕う先輩方の声明を真似ながら習得していったのです。勝手な想いですが、小生は自身の環境の中で、善いと思ったことだけを真似てゆくことが、学ぶことだと解釈しています。好きなことを真似ながら、楽しく学んでゆきたいと思います。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-10-17 16:07 | 住職日記

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