2011年 10月 05日

 最近書店・本屋さんへ行くと、宗祖親鸞聖人に関する書籍が沢山出版されています。今年は、750回大遠忌の御年ということもあり、一種のブームになっているのでしょう。いろんな本を垣間見ていると、その作者の親鸞聖人像というか、それぞれ受け止め方が違うことに気づかされます。つまり、微妙に親鸞聖人の教えの解釈に、違いがあるのです。親鸞聖人のお言葉・み教えを、正しく理解・習得することは、大変難しいのです。それぞれの親鸞聖人像を保つことは、生きるうえで大事なことですが、ついつい、この私の想いに、親鸞聖人を合わせていってはいないだろうかと、自己を疑うべきでしょう。親鸞聖人のお言葉は、小生にとって、本来の醜い姿を写しだす鏡です。いろんな書籍を通して思うことであります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-10-05 17:18 | 住職日記

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