先送り政権民主党   

2011年 07月 30日

 東日本大震災の復興基本方針が決定しました。復興にはもちろん、お金がいります。その復興財源は、あらゆる無駄を排して財源を確保すると共に、足りないものは当然、私たち国民が負担しなければなりません。つまり、復興のための増税が、必要不可欠です。しかし民主党政権は、復興増税について、増税の規模やいつから増税を実施するのか、これからのことを何ひとつ決められず、すべて先送りしました。民主党内では、ただただ自らの選挙だけを意識した議員たちの声だけが高まり、復興財源の確保をどうするのか、具体的な案もないまま、増税反対ばかりで、醜い混乱しかありません。まず国会議員自身が身を削るべきです。政党助成金なるものをすべて返納したうえで、国民に復興増税を求めるべきではないでしょうか。次の世代にツケを残さない方策は、増税しかないと小生は考えます。今我々一人ひとりが耐え忍び、日本を復興・再生させるのです。さまざまな問題山積のなか、もうこれ以上の先送りは、決して許されることではありません。現状では菅総理の下では、何も決まらないのです。ただムダな時間だけが過ぎ、被災地の苦しみは増すばかりです。菅総理が今決断すべきことは、若い実行力のある世代に、首相の座を譲ることです。今よりは、きっと物事は進み、政治も少しはよくなるでしょう。このままでは、日本は変わることはできません。菅総理のご決断を待つしかありません。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-07-30 17:49 | 住職日記

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